高知市の「五台山」に建設されている新しい展望台の“ネーミング”を決める審査協議会が、15日に開かれました。新しい展望台のネーミングは、8月6日に発表されるということです。

高知市を一望できる「五台山」では、老朽化により2022年に古い展望台が閉鎖されていて、現在、新しい展望台の建設が進んでいます。コンセプトは「Tosa Forest Blue」。“森の息遣い”や“空の広がり”などの思いが込められていて、「この場所からの風景を大切にしている」といいます。

この展望台の「ネーミング」は5月から6月にかけて一般募集され、15日、建設・デザインなどの関係者が審査員となって、審査協議会が行われました。

展望台からの風景を言葉で表現したものや、土佐弁を取り入れたものなど、応募は1346通あり、審査員たちは「親しみやすさ」や「表記の印象」を考えながら、そして悩みながら、審査していました。

▼五台山公園の再整備を進める民間事業者「みんぷろ」 三谷剛平 代表
「ぜひ、選ばれた名前が『県民の皆さんに愛される名前』となるように、そして施設が皆さんに使ってもらえる場所となるように、進めていきたい」

15日の審査の結果、新しい展望台のネーミングが決定したということです。名称は8月6日に発表されます。