かつてお笑いコンビ「セントラルドグマ」として活動していた高知市出身の男性が、地元高知でイベントを行いました。コンビの解散や謹慎を経て、再び、新たな夢に向けた挑戦が始まりました。
17日行われた、「セントラルドグマ大野いざっ再脱藩!ライブ」。高知にゆかりのあるお笑い芸人らが登場し、盛り上がりました。

イベントを主催したのは高知市出身で、元お笑いコンビ「セントラルドグマ」の大野健誠(おおのけんせい)さんです。

大野さんは2017年、高校の同級生とお笑いコンビ、「セントラルドグマ」を結成。2019年に高校生漫才の全国大会で優勝し、注目を集めました。



高校卒業後は、東京を拠点に活動しますが…

(漫才師 大野健誠さん)
「不祥事を起こしてしまって…」

2人は事務所から謹慎処分を受け、その後、互いの考え方の違いなどもありコンビは解散。大野さんは2年間、芸能活動を休止しますが、その中で再び、「人前で活躍したい」という思いが湧き上がってきたといいます。

(大野さん)
「漫才で優勝したあの感動が忘れられなくて、お客さんの目の前で感動を与えたり、笑いを与えたりすることがもう一度活動したいと思いになっていった」


持ち前の漫才力と、力を入れているSNSでの活動を通して、高知の魅力を伝えたい。自身の再出発を誓った公演には、高知にゆかりのある人たちが続々と登場しました。

「パリオリンピック金メダリスト清岡幸大郎選手ー!」


高校時代の同級生で、レスリング金メダリストの清岡幸大郎選手も登場し、盛り上がりを見せていました。

(来場者)
「壮大な文化祭みたいで楽しかったです」
「めっちゃおもしろくて1人で大爆笑してました」
新たな夢に向けた大野さんの挑戦が再び始まりました。
(漫才師 大野健誠さん)
「地元密着タレントとして東京と高知をつなぐかけ橋になって高知を中心に全国を盛り上げられたらと思っている」
