やなせたかしさん夫妻をモデルにしたドラマ「あんぱん」の放送を前にまちを盛り上げようと高知県南国市の2つの高校の生徒たちが商店街に花のプランターを設置しました。
南国市の後免町商店街、通称「やなせたかしロード」に花のプランターを設置したのは高知農業高校と高知東工業高校の生徒たち27人です。花を育てたのは高知農業高校の生徒たち。そして、木のボードを制作したのは高知東工業高校の生徒たち。それぞれの強みをいかしながら、やなせたかしさんが少年・青年期を過ごした南国市を盛り上げようと120のプランターを設置していきます。高校生たちの一生懸命な姿を目にした地域の住民たちは、「まちが明るく、活気づけば」とうれしそうな表情を見せていました。

(住民は)
「ぱーっと明るくていいですね。あっちもこっちもね。(まちが)もっとにぎやかになってくれたらいいですけどね」
「これで人いっぱい来てくれたらええなとおもいますけどね」
「前にも言うたことあるねん、『花ここへ飾ったら?』って。よかったわ、花置いたほうがいい。(なかったら)寂しいやんね。明るくなるし、まちがね」

(高知農業高校2年生)
「花自体が大きくきれいに育っているので、商店街の雰囲気も明るくなって、よりよいまちになったと思います」
(高知東工業高校3年生)
「商店街がにぎやかになるように、分かりやすいように、みんなにもっと知ってもらえたらなって気持ちを込めて作りましたね。(まちに)貢献してるなって感じがあって結構嬉しかったですね」
南国市によりますと今後も季節によって花を植え替える予定だということです。