高知県議会12月定例会が開会し、県は医師の勤務環境の改善を支援する費用などを含む補正予算案を提出しました。
県は6日に開会した県議会12月定例会に、一般会計の総額で4億3400万円あまりの補正予算案を提出しました。予算案には医師の勤務環境を改善するため派遣や受け入れを行う医療機関を支援する費用として、2億2100万円を計上しています。
濵田知事は人口減少問題の対応について来年度から
(1)若者の所得向上
(2)移住、定住対策の充実
(3)多様な出会いの機会の拡充
(4)「共働き・共育て」
の推進の4つの施策を強化すると述べました。
(濵田省司 知事)
「こうした一連の対策の実効性をより高めるため、本年度創設した人口減少対策総合交付金の充実を図り、市町村の実情に応じた施策をしっかりと後押しします」
議会には補正予算案のほか、手話の普及を推進させるための条例案など28議案が提出されています。県議会12月定例会は今月20日まで開かれ、11日から一般質問が始まります。