今シーズン初めて、高知県でインフルエンザの集団発生事例の報告がありました。高齢者施設と学校の合わせて3件が報告されていて、高齢者施設では重症者も出ているということです。
高知県によりますと、集団感染の報告があった1か所目は、中央東福祉保健所管内の高齢者施設です。入所者・職員77人のうち、11人がインフルエンザA型と診断され、1人は重症で、医療機関で治療を受けているということです。
2か所目は、須崎福祉保健所管内の学校で、体調不良で欠席した6人のうち5人がインフルエンザA型と診断されたということです。
3か所目も、須崎福祉保健所管内の学校で、35人が体調不良で欠席し、そのうち10人が、インフルエンザA型と診断されたということです。
全国では、定点医療機関当たりの患者の報告数が2.36と「流行期入り」しています。
高知県では0.8で流行期入りはしていませんが、県は、手洗い・うがい、人ごみを避けるなどの予防対策や、人にうつさないために、マスクの着用や無理をして学校や職場にいかないように呼びかけています。










