2月、東京・豊洲市場の場外にオープンした新たな商業施設「豊洲千客万来」。高知にゆかりのある企業が「カツオのたたき」を味わえる店舗をオープンし、連日、大勢の観光客が訪れる中、高知の特産品をPRしています。
東京・豊洲に先月オープンした、江戸の街並みが再現された新たな商業施設、「豊洲千客万来」。

オープン以降、連日、大勢の人が訪れ、賑わいを見せています。この中に、3月15日、カツオのたたきなどを提供する料理店「たたきJAPAN」がオープンしました。カツオのたたきは通路に面した一角で藁焼きが実演されていて、多くの来場客の目を引いていました。
(日本たたき協会 徳弘誠 会長)
「そもそもここが高知に来てもらうための第一歩だと思っています。高知のたたきを味わっていただいて『こんなところがあったがや!』と『こんなすてきな県があったがや!』と『次は高知へ来てよ』と」
藁焼きの実演や、高知から仕入れた食材・調味料にこだわった店づくりの「たたきJAPAN」。訪れた人たちは、高知の食文化を楽しんでいました。

(来場客)
「薬味もいっぱい盛り盛りで載せて、一緒に食べたらめちゃめちゃおいしかったです」
(ハワイから)
「わらを使って魚を香ばしく焼く方法は珍しい。ニンニクやタマネギもおいしかった。この店に出会えてとてもうれしいし、目の前で調理してもらえてすばらしかった」
店舗のオープンから1週間。この日用意したかつおが午後3時には完売するほど人気を博していて、上々のスタートを切ったようです。今後は、カツオ以外にも高知の食材を使った様々な料理を提供していくことにしていて、注目の観光スポットから、高知の食が全国に、そして世界へと広がっていきそうです。