「遍路道」は島民"手作り" お遍路さんをもてなす「お接待」も…

遍路道は島遍路の開催前、草刈りなど島を上げて準備するそう。中には、愛媛らしく「かんきつ畑」の間を縫って整備された道も。
また、道中「お接待」と呼ばれる、おもてなしが行われる。遍路道沿いの住民らがお遍路さんに食べ物や飲み物を振る舞うのだ。お接待には見返りを求める気持ちはなく、料金は取らない。
コロナ禍で4年ぶりにお接待が再開された一番札所の観音寺では、手作りの甘酒が振る舞われていた。檀家の女性は「隠し味は愛情」と笑う。

また、島民も住宅の倉庫を使った接待所を構えた。島で民宿を営む片山文夫さん(77)と、母・八重子さん(100)は30年以上、お遍路さんを迎えている。
例年、赤飯を炊いて振る舞っていたが、高齢化により今年からコーヒーやジュースなどの飲み物を手渡すようになった。
それでも、お遍路さんをもてなしたいという気持ちは変わらない。八重子さんが手を合わせて「ご苦労様です」と温かく迎えてくれた。
■片山文夫さん(77)
「毎年同じ人が来たり懐かしい人が来たり。(島遍路で)賑やかになった」








