11日から、春の全国交通安全運動が始まるのを前に、取り締まりにあたるパトカーや白バイの出動式が行われました。
愛媛県松山市内で行われた11日の出動式には、県警の交通機動隊員らおよそ20人が参加しました。
はじめに、森本敦司本部長が「県内の交通事故件数は18年連続で減少しているものの、歩行者の安全確保など、事故の予防は喫緊の課題」と訓示しました。
このあと隊員らはパトカーや白バイに乗り、パトロールに出動していきました。
県警によりますと、愛媛県内では2023年に入ってから15人が交通事故で亡くなっていて、このうち3人が道路を横断中でした。
県警は、今月20日までの交通安全運動の期間中、歩行者の事故防止に向けた取り締まりを強化するほか、4月に努力義務化された自転車のヘルメット着用についても重点的に呼び掛ける方針です。
(交通機動隊・片山 哲也警部補)
「自転車を利用する人はヘルメットを正しく着用して、交通ルールを守ってもらいたい」