車の中で被害者の胸を触るなどしたとして強制わいせつの罪に問われた愛媛県八幡浜市の元職員の男に、松山地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
判決を受けた八幡浜市の元職員で40代の男は、おととし5月、駐車していた車の中で被害者を膝の上に座らせ、胸を触るなどのわいせつ行為をしたとして強制わいせつの罪に問われていました。
22日の判決公判で、松山地裁の高場大地裁判官は「信頼し尊敬していた被告から被害を受けた精神的苦痛は小さくなく、刑事責任は軽視できるものではない」と指摘しました。
一方で、被害者と示談が成立し反省の態度を示しているなどとして懲役2年、執行猶予4年の判決を言い渡しました。