松山空港への延伸に向けて工事が進む松山外環状道路。9日夜、国道56号を通行止めにしてついに橋が架かります。

国道は通行止めに

村越記者
「普段は交通量が多い国道56号ですが、今夜はここが通行止めになります」

国道に架橋

松山空港への延伸に向けて工事が進んでいる松山外環状道路。このうち、松山市余戸南では、国道56号をまたぐ大きな橋が一晩で架けられます。

このスペースに…

国道に向かって両側から大きく張り出した橋桁。

“最後のピース”

これをつなぐ“最後のピース”は長さおよそ22メートル、重さおよそ60トン、鋼鉄製の橋です。

クレーンで…

日本ファブテック橋梁事業本部 鈴木仁士さん
「クレーンで吊り上げていきます。今架かっている橋桁の上を回っていくような形で持って行きます。橋口を合わせるように落とし込んでいく」

夜間工事に向け作業

9日は、夜の工事を前に、クレーンを置く位置の測量などの作業が行われていました。

なお国道56号は、現場の交差点で9日夜9時から10日朝5時まで通行止めとなるため、国土交通省はう回路を利用するよう呼びかけています。

来年春の開通予定

松山外環状道路は、松山インターと余戸南を結ぶ「インター線」4.8キロ区間が既に開通していて、現在、余戸南から松山空港までの「空港線」の工事が進められています。

9日夜に架けられる橋は、空港線のうち、東垣生までの2.4キロの区間が開通する来年春に通行できるようになるということです。