二十四節気のひとつ「立春」の4日、愛媛県四国中央市の酒造メーカーでは、恒例の「立春朝搾り」が行われ、春の訪れを祝いました。

四国中央市の梅錦山川(うめにしきやまかわ)では、毎年、立春の早朝に搾った新酒をその日のうちに出荷する「立春朝搾り」を行っています。

4日朝は県内外から集まった関係者と会社の幹部が参加して神事が執り行われました。

梅錦山川によりますと今シーズンは、夏の天候不順の影響で発酵させる期間や温度管理が難しかったものの、酸味、甘みのバランスが取れたフルーティーな味わいに仕上がっているということです。

梅錦山川の「立春朝搾り」は、720ミリリットル入りの瓶が、2022年と同じおよそ6000本出荷され県内をはじめ香川や徳島でも販売されます。