愛媛県新居浜市の保育園で男の子が給食のリンゴを喉に詰まらせ意識不明となった事故で、当時の園長らが、書類送検されたことがわかりました。

関係者によりますと、16日、業務上過失傷害の疑いで松山地検西条支部に書類送検されたのは、新居浜上部のぞみ保育園で事故発生当時の園長と担任だった保育士の2人です。

事故は3年前の2023年5月、当時8か月だった田村康至くんが、給食の生のリンゴを喉に詰まらせて、一時、心肺停止になったものです。

国のガイドラインではリンゴを加熱して提供するよう求めていましたが、園はこれに反して生のまま出していました。

康至くんは今も意識不明の状態が続いています。

書類送検を受けて康至くんの両親は「何が起きたのか明らかにしてほしい。組織全体の問題なので、園長だけでなく全ての関係者を処罰対象にしてほしいが、捜査機関に任せて見守りたい」と話しています。

一方、保育園を運営する新居浜社会福祉事業協会は「お子様とご家族に計り知れないご苦痛をおかけしていることをお詫び申し上げます。二度と同じ事故を起こさないよう再発防止に努めます」とコメントしています。