インフルエンザの流行が本格化しています。
今月15日までの1週間の定点医療機関あたりの患者報告数が10人を超え、愛媛県全体が季節性インフルエンザの注意報レベルに達しました。
報告のあった患者数は前の週と比べておよそ1.4倍に増加しています。
保健所別では西条が24.8人と突出していて、次いで四国中央が13.4人、中予が8.6人などとなっています。県全体がインフルエンザの注意報レベルに達したのは3シーズンぶりです。
変わって新型コロナの感染状況です。
県が発表した新たな感染者は1374人で、医療圏域別では松山市とその周辺が631人、新居浜市と西条市が193人などとなっています。
年代別では10歳未満が208人と最も多く、40代が188人などと続いています。
また、60代以上の患者8人の死亡も公表されました。
いずれもコロナの重症例ではなかったということです。
現在、医療機関に入院している人は前日より44人減って318人で、このうち重症は1人です。
確保病床の使用率は55%となっています。