おととし、松山城の城山で発生した土砂崩れを受け行われてきた斜面などの復旧工事が完了し、きょう、最終検査が行われました。
松山城の城山では、おととし7月、斜面が崩壊して住宅街に大量の土砂が流れ込み住民3人が死亡しました。
これを受け、松山市と県と連携して行ってきた復旧工事が完了し、きょう、工事を請け負った業者や市の担当者らによる最終検査が実施されました。
今回の復旧工事では、山頂付近の緊急車両用道路を補強したほか、水はけを良くするための水路が整備されました。
また、斜面は幅およそ100メートルにわたってネットで覆うなど崩壊を防ぐ対策が取られました。
(松山市の担当者)
「災害復旧工事は終わったが、災害はいつどこで起きるかわからないので、お住まいの地域の気象情報をしっかり手に入れて適切な避難行動につなげてもらいたい」
松山市が担当した復旧工事の総事業費は4億7000万円です。
この土砂崩れをめぐり、県の委員会は、「松山市が整備した緊急車両用道路が影響した可能性がある」とする報告書をまとめましたが、市は設計、施工に問題はなかったと主張しています。
土砂崩れで被災し先月、野志市長らを業務上過失致死の疑いで告発した住民の男性は、「工事の完了を知って驚いている。住民としては終わったことにならない」とコメントしています。








