124年にわたり児童を見守り、去年惜しまれつつ伐採された小学校のシンボルのユーカリ。愛媛県今治市の小学校で11日、未来へつなぐ新しいユーカリの苗木の植樹式が行われました。
今治市立桜井小学校で行われた植樹式には全校児童280人が参加しました。
(里本明美校長)
「124年見守り続けてくれた先輩の木の両側に、新たなユーカリの木を植えます」
校庭に残された太い切り株。かつてのユーカリは、高さがおよそ20メートル、幹回りは4メートル70センチあり、市の天然記念物に指定されていました。
学校のシンボルとして124年間、児童たちを見守り続けてきましたが、枯れてしまったため、去年8月に伐採されました。
11日の植樹式では、1メートル50センチほどの高さの新しいユーカリの苗木が用意され、残された切り株の横に、児童代表の渡邉栞菜さんや徳永繁樹市長らが丁寧に土をかけました。
(渡邉栞菜さん)
「水をやって、前のユーカリよりもっと大きくなってほしい」
今回の植樹に向けて実施されたクラウドファンディングなどで、あわせて139万5000円の寄付が寄せられたということです。
また、伐採されたユーカリの木からは、校歌の歌詞を納める額縁がつくられ、新たな形で学校に残されることになりました。
11日は、今月17日に松山市で開催される全国植樹祭にあわせて、ウバメガシやスダジイ、ヤマモモといった火災に強い苗木をプランターに植える作業も行われました。
これらの苗木は今後、山林火災があった市内の笠松山などに植えられる予定です。








