化学設備の点検を適切に行っていなかったとして、大阪市に本社を置く化学メーカー「大阪ソーダ」と同社松山工場の当時の男性課長(46)が4月9日、労働安全衛生法違反の疑いで、松山地検に書類送検されました。

松山労働基準監督署によりますと、2025年8月8日、稼働中の大阪ソーダ松山工場で塩素ガス漏れが発生し、作業中だった関連会社の従業員4人が急性呼吸不全などを発症しましたが、いずれも命に別状ありませんでした。

その後の労基署の調査で、2023年8月に設置された塩素を扱う化学設備を初めて使用するとき、法令で義務付けられた、安全装置の点検を適切に行っていなかった疑いがあるということです。
労基署は、この点検の不備が塩素ガス漏れにつながったとみています。

労基署は、大阪ソーダと当時の男性課長の認否を明らかにしていません。