夫はいつも早足で、私は小走りでその後ろ姿を追いかけるばかり——。
夫婦で出かける時、街角や旅先でそんな経験をしたことはないでしょうか?

愛媛県松山市に住む栄直美さんも、かつてはそんな悩みを抱える一人でした。新婚旅行で夫の歩くペースについていくのに必死になり、以来、夫婦での旅行を敬遠していたと振り返ります。

しかし、30年の時を経て出かけた久しぶりの旅先で、彼女はあることに気づきました。

その時の思いを手書きでつづった、たった120字のメッセージが、今、多くの人の心を打っています。

それは、長い年月をかけて二人が少しずつ重ね合わせてきた、夫婦の軌跡そのものでした。