お歳暮用として人気の高いヒオウギ貝の出荷が愛媛県愛南町で始まりました。

ヒオウギ貝は黄色や赤に色づいた大きな二枚貝で、見た目の美しい貝殻と濃厚なうまみが特徴です。

愛南町内では、お歳暮などの贈答用として人気の高いヒオウギ貝の出荷が1日、漁協の支所で始まり、ヒオウギ部会の会員らが大きな貝を次々と箱詰めしていました。

今年は夏場の高水温の影響で小ぶりな貝もありますが、身は大きく育っていて食べ応えがある貝に育ったということです。

(漁協)
「太り具合を心配していたが、この時期になって色も味も大きさも例年並みになっている。
食べた後、貝殻の色も楽しめるので、飾り物を作ってもらって正月に楽しんでもらえたら」

贈答用のヒオウギ貝は、今シーズン600ケースが出荷される見通しで注文は25日まで受け付ける予定ですが、需要が高まっているため早めに終了する可能性があるということです。