愛媛県伊方町にある伊方原発3号機の原子炉補助建屋で27日、事故が発生した際に使う放射線量の測定装置が故障し、およそ9時間後に復旧しました。
四国電力によりますと、故障したのは伊方3号機で事故が発生した際、原子炉補助建屋から排出される空気の放射線量を測定する装置です。
2 7日午前5時過ぎ、装置の異常信号を受け当直員が確認したところ、装置のポンプが停止していました。
その後の調査で、原因は電源の不具合と判明し、予備の電源に取り替えて、およそ9時間後に復旧したということです。伊方原発3号機は現在、定期検査中のため運転を停止しています。四国電力は、今回の故障によるスケジュールへの影響はないと説明しています。








