JR四国が今年4月から愛媛県西条市内で陸上養殖しているサーモンのブランド名が「サイモン」に決まりました。来月中旬の初出荷を予定しています。

JR四国は、鉄道事業以外での収益確保を目指す中、今年4月から西条市内で名水として名高い地元の地下水「うちぬき」を利用したサーモンの陸上養殖を行っていて、およそ4700匹を育てています。

命名式では、全国から寄せられた2200件の応募の中から「サイモン」、「西条うちぬきサーモン」、「いよ!西条サーモン」、「うちぬき媛サーモン」の4つの候補に絞って一般投票が行われた結果、西条とサーモンを掛け合わせた「サイモン」に決まりました。

JR四国・四之宮社長
「2030年に1億円を社内では目指している。1億と言わず2億3億と広げて行きたいと思っている」

西条市・高橋市長
「JR四国さんを通じ四国、さらには全国に販売していきたいと願っている」

JR四国によりますと。サーモンの生育は順調で、さっぱりとした甘みの肉質に仕上がっているということです。

この「サイモン」、来月中旬に初出荷を予定していて、2キロ前後まで育ったおよそ750匹が県内の飲食店などに提供されることになっています。