愛媛大学は10日付で、医学部附属病院で現金を盗んだ元職員を、懲戒解雇処分相当の処分にしたと発表しました。
愛媛大学によりますと、処分を受けたのは、医学部附属病院に助産師として勤務していた元職員の女性です。
女性は去年12月から今年1月ごろの間、院内で入院患者や看護職員9人から現金計23万5000円を盗んだということです。
今年1月、被害を受けた職員の1人が「休憩室に置いていた財布から、現金が無くなっている」と上司に申告し発覚。
女性は「お金に困っていた」と窃盗を認め、被害者にも弁済したということです。
女性は4月30日付で退職したものの、愛媛大学では「在職中の極めて不適切な行為である」として、今回の処分を決めたと説明しています。