厳しい残暑が続く中、暑さ対策の一環で、愛媛県警ではポロシャツ型の制服を導入します。

ポロシャツ型の制服は国の規則が一部、改定されたことを受けて導入され、県警では4日から、本部地域課のパトロール隊員7人が試験的に着用しています。

制服は半袖と長袖があり、素材はポリエステル100%。裏面はメッシュ生地で従来のワイシャツ型に比べ通気性や速乾性に優れ、しわもできにくいということです。

(県警本部地域課・井上泰地巡査長)
「(従来の制服は)汗をかいたときに生地が肌にぴちゃっと引っ付いてしまって、気持ちが悪かったりしていた」
「生地の伸縮性や通気性もいいのでかなり涼しく感じます。この制服を使いたい」

県警は、暑さ対策として、これまでにサングラスや冷却グッズなどの使用を認めていて、ポロシャツ型の制服も来年度以降の本格導入を目指しています。

県警によりますと、新たなデザインの制服が導入されるのは、1994年に今の夏服が導入されて以来、31年ぶりです。