任期満了にともなう愛媛県宇和島市の市長選挙は、31日に投開票され、無所属の現職、岡原文彰氏(55)が前市議の新人候補を退け、3選を果たしました。

【開票結果】
(無・現)岡原文彰氏 2万3086票
(無・新)武田元介氏 1万2423票

8年ぶりの選挙戦となった宇和島市長選ですが、現職の岡原文彰氏(55)が前市議の武田元介氏(64)を退け、3選を果たしました。

岡原氏は宇和島市出身の55歳。水産会社社員や宇和島市議などを務めた後、2017年の市長選で初当選し、現在2期目です。

今回の選挙では2期8年の実績を強調するとともに、少子化対策の拡充や歴史や文化を生かしたまちづくりなどを訴えました。

投票率は63・00%で、選挙戦となった8年前の市長選を7.03ポイント下回りました。