任期満了にともなう愛媛県宇和島市の市長選挙が24日告示され、現職と新人による一騎打ちの選挙戦に突入しました。

宇和島市長選挙に立候補したのは、届け出順にいずれも無所属で、新人の前市議会議員、武田元介候補(64)と、現職で3期目を目指す岡原文彰候補(55)です。

(無・新 武田元介候補)
「60億の投資をして伊達博物館をつくったら宇和島が活性化するでしょうか。今は立ち止まって本当に伊達博物館を優先させなければならないかということを再度問う時期だと思っています」

(無・現 岡原文彰候補)
「歴史文化あふれるまちに日本最強の産業がセットとなっているまち。これらを売り込まずしてどうなっていくのか。ここに宇和島ありということをいかに力強く私たちが伝えていくことができるのか。まさにその転機を迎えている」

8年ぶりの選挙戦となった今回の宇和島市長選挙では、市立伊達博物館の建て替えの是非や、市の基幹産業である農業や水産業の振興策、現職の市政運営の評価などが争点となっています。
宇和島市長選挙は、今月31日に投票が行われ、即日開票されます。