マスターズの松山英樹選手、最終日は猛チャージを見せました。
4年ぶりの優勝を目指した松山英樹選手は、最終日、この日のベストスコアをマークしましたが、3日目の大乱調が響き21位タイに終わりました。
ムービングサタデーの3日目に、まさかの7オーバーを叩き、48位タイに沈んだ松山英樹。
それでも4年前のチャンピオンは最終日、底力を爆発させます。
まずは3番で3メートルのパットを沈めて最初のバーディを奪うと、6番に続き、8番のバーディパット。きっちり沈めて3つめのバーディ。
さらにパー4の9番では、右の林から残り135ヤード。
これをピンそばにピタリとつけて連続バーディ。前半でスコアを4つ伸ばします。
流れを掴んだ松山は後半もパットが冴えわたります。
14番では下りの3メートルを読み切り5つ目。
15番でも、2メートルをきっちり沈めてまたも連続バーディ。
もう止まらない松山は17番5メートルの距離も問題なし。
マスターズ王者がバーディ7つの脅威的な追い上げで歓声を浴びます。
結局、松山は最終日、6アンダー66でこの日のベストスコアをマーク。
トータル2アンダー21位タイも、最後は元チャンピオンの貫録を見せつけました。
松山英樹選手
「きょうと2日目のショットというのは、勝った(優勝した)時と同じくらいの精度は保てていると思うので、スコア的に6アンダーで回れたということはすごく良かったなと思いますし、来年の第1ラウンドに向けてすごく気分がいい状態で回れるかなと思います」