愛媛県松山市内に住む80代の会社役員の男性がSNS型の投資詐欺に遭い、3500万円をだまし取られたことが分かりました。
松山南警察署によりますと、男性は去年12月頃、SNSで「男性投資アナリスト」を名乗る人物から株取引に関するグループに招待され、やり取りを始めたということです。
グループ内で「男」の推奨する株が値上がりしたとのやり取りを見た男性は、勧められた投資アプリをダウンロード。
今年1月にはグループ内で「証券会社の社員」を名乗る人物が指定した口座に、投資目的で300万円を振り込んだということです。
すると、アプリ上で利益が確認できたため、今年2月から先月にかけ8回にわたり、合わせて3200万円を指定口座に振り込み、いずれもだまし取られたということです。
男性に話を聞いた家族が不審に思って警察に相談し、今回の事件が発覚。
松山南署はSNS型の投資詐欺事件として捜査しています。