愛媛県松山市内に住む40代の男性が、暗号資産の取り引きをめぐり535万円をだまし取られる特殊詐欺事件が発生しました。

警察によりますと、男性は去年7月ごろ、スマホで検索して見つけた投資サイトで、暗号資産の取り引きを開始。

翌8月、サイトのカスタマーセンターの指示に従い、暗号資産購入の名目で、指定口座に5万円を振り込んだということです。

その後もカスタマーセンターの指示に従って取り引きを行ったところ、サイト上では利益が確認されたことから、これを信用した男性は9月から12月までに計6回、総額530万円を振り込み、だまし取られたということです。

警察は「暗号資産の交換業者は金融庁・財務局への登録が義務付けられているので、取り引きする場合は登録業者かどうか、必ず確認してほしい」と呼び掛けています。