こうした中、愛媛県今治市の山林火災に対し、スポーツ界からも支援の動きが拡がっていて、県内プロ選手らが募金を呼びかけました。

「今治山林火災の募金活動行っています。ご協力よろしくお願いします」

募金活動を行ったのはプロバスケットボールB2愛媛オレンジバイキングスの選手たち。林野火災で被災した人たちや地域を支援しようと29日のホームゲームの後行われました。

(愛媛OV・俊野佳彦キャプテン)
「みんなで協力できることが何かあればいいなという気持ちで。こういうちょっとしたことかもしれないですけれども、これからもチームとしても個人としてもそういう活動を取り組めたらいいなと思っている」

一方、FC今治のホームゲーム前には、愛媛県今治市社会福祉協議会が募金活動を行い、ボランティアスタッフが観戦に訪れたサポーターらに呼びかけていました。

「今治市長沢地区、被災者の支援活動を行ってま~す」

選手を乗せたバスがスタジアム到着すると、さっそく選手達も募金活動に合流。支援の輪が拡がっていました。

(募金をしたサポーター)
「こんな近くで、あんな大きな火事が起きると思ってなかったので、少しでも力になれればなと思って募金しました」

地域とともに歩んできたクラブだからこその支援の輪の広がりもありますし、この内、愛媛オレンジバイキングでは、集まった募金を選手が直接、被災された自治体へ届ける予定だということです。