週末の暖かさから一転、寒気の影響で気温が低いところがあるほか、東北地方や関東甲信地方では『大雪』のおそれがあります。
気象庁によりますと、北日本、東日本、近畿地方、中国地方、四国地方は、8日頃までは寒気の影響を受けやすいため、平年並の気温か、低い日が多いでしょう【寒気と、雪と雨の予想を画像で掲載しています】。
九州北部地方、九州南部、沖縄・奄美は、4日は南からの暖かい空気が流れ込みやすいため、かなり高い気温の所もあるでしょう。農作物の管理等に注意してください。
▼東京23区でも降雪か 東北と関東甲信で大雪のおそれ
一方、東北地方や関東甲信地方には、「大雪に関する気象情報」が発表されています。
気象庁によりますと、前線が華中から本州の南岸を通って、日本の東にのびていて、4日朝までに前線上の東シナ海に低気圧が発生し、5日朝には東海道沖に進む見込みです。
このため、東北太平洋側南部では大雪となる所があるほか、関東甲信地方でも広い範囲で雪や雨が降り、大雪となっている所があります。
▼雪の予想(東北地方)
4日18時から5日18時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
東北太平洋側南部山沿い 40センチ
東北太平洋側南部平地 30センチ
▼雪の予想(関東甲信地方)
4日6時から5日6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
関東地方北部の山地 30センチ
関東地方北部の平地 15センチ
箱根から多摩地方や秩父地方 20センチ
関東地方南部の平地 10センチ
甲信地方 30センチ
▼雪の予想(東京都)
東京地方では4日夕方から5日にかけて雪や雨が降り、多摩地方を中心に大雪となって、23区でも積雪となる所があるでしょう。
4日6時から5日6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
東京23区 3センチ
多摩北部 8センチ
多摩南部 8センチ
多摩西部 15センチ
予想より地上気温が低くなった場合や、降水量が多くなった場合には、警報級の大雪となる可能性があります。
また、雨と雪のシミュレーションによりますと、今週末も8日(土)から9日(日)にかけて関東南部で再び降雪が予想されており、一部地域では『大雪』が予想されています。
引き続き、最新の気象情報をご確認ください。