再来年に閉鎖予定の愛媛県松山市にあるイヨテツスポーツセンターで、氷上スポーツの楽しさを知ってもらおうと体験会が開かれ、多くの家族連れらが参加しました。

慣れないスケート靴を履く子どもたち…。

イヨテツスポーツセンター集まったのは、ほとんどがリンクに立つのが初めてという小中学生とその家族およそ120人です。

24日の氷上スポーツ体験会では、まず、松山市出身のフィギュアスケーターの島田高志郎選手から氷の上での歩き方を学びます。

島田さん
「ペンギン歩きで行ってみよう」

イベントでは、カーリングなど4つの種目が体験でき、このうちアイスホッケー体験では、元日本代表の鈴木世奈選手と藤本もえこ選手が講師を務め、スティックの持ち方やシュートの打ち方を指導していました。

また、島田選手によるフィギュアスケートで使う技の披露も行われ、子供たちは氷上スポーツの魅力を感じている様子でした。

参加した子ども
――何が1番楽しかった?
「アイスホッケーでシュートをすることです」

「怖かったけど、慣れたら楽しかった」

担当者は「こうしたイベントを通し、子どもたちが氷上スポーツを親しむきっかけになれば」と話していました。