「はしか(麻しん)」に感染した男性が道後温泉本館を利用していたことがわかり、愛媛県松山市は同じ時間帯の利用者などに注意を呼び掛けています。
松山市などによりますと、はしかに感染していたのは東京都内に住む30代の男性で、感染2日後の今月14日午後2時から午後4時までの間、道後温泉本館の「神の湯」を利用したということです。
はしかは感染力が極めて強く、感染するとおよそ10日後に発熱や咳など風邪のような症状が現れその後、39度以上の高熱と発疹が出るといわれています。
松山市保健所は、はしかに感染した男性が、道後温泉本館で不特定多数の人と接触した可能性があることから、症状が現れた人ははしかの疑いがあることを伝えたうえで、医療機関を受診するよう呼び掛けています。