22日午後、愛媛県大洲市内で木造の蔵が全焼する火事があり、焼け跡から1人の遺体が発見されました。
警察と消防によりますと、火事があったのは、大洲市平野町野田の無職・井上善文さん(50)が所有する蔵で、22日午後1時半ごろ、近所に住む男性から「集会所の近くの蔵から煙が出ている」と消防に通報がありました。
消防車9台が出動し消火にあたり、火はおよそ2時間半後に消し止められましたが、この火事で木造2階建ての蔵が全焼し、2階部分から1人の遺体が発見されました。
井上さんは一人暮らしで、火事のあと連絡が取れていないということで、警察は見つかった遺体が井上さんの可能性があるとみて身元の特定を急ぐとともに、詳しい出火原因を調べています。