Jリーグ20年目の愛媛FCは19日、新体制初のトレーニングマッチに臨み、J3に昇格した高知ユナイテッドSCを相手に現状を確認しました。

チームの半数15人の新加入選手を迎え、総勢31人の愛媛FCは、J3昇格1年目の高知ユナイテッドSCを松山市内に迎えてのトレーニングマッチ。

新体制スタートからおよそ2週間、新旧メンバーの現状把握と戦術の理解度が試されたこの試合。

新加入7人が出場した1本目は、開始8分に先制点を許します。

それでも愛媛は開始17分、左サイドの行友から、田口、クロスを入れて深澤、最後は行友。

去年ポルトガル1部リーグでもまれた20歳の気迫漲る一撃で、同点に追いつきます。

続く2本目は新加入選手が8人。

序盤から押し込まれる時間が長くなり、開始9分に2失点目。DF面の課題が浮上します。

すると6分後に同点ゴールを決めた愛媛2年目の藤原が、その後も積極的なプレーで猛アピールすれば、3本目に出た去年のメンバー6人も息の合ったプレーで無失点。

ただ、ゴールへの推進力は物足りず、初の対外試合は引き分けに終わりました。

石丸清隆監督
「このゲームに関して言えば、まだ合ってないことがかなり多い、まだ感覚でサッカーやっている選手がかなり多い。だけどやってみないと分からない事なので、これをポジティブに捉えて、課題は出たので次に向けてやっていきたいと思います」