愛媛県愛南町では、贈答用として人気が高いヒオウギ貝の出荷が2日から始まりました。
愛南町ではおよそ40軒がヒオウギ貝を養殖していて、地元の漁協が毎年この時期、お歳暮などの贈答用として出荷しています。
今シーズンは2日が出荷の初日で、町内の漁協では1年半ほどかけて育てた新鮮なヒオウギ貝が手際よく箱詰めされていました。
ヒオウギ貝はオレンジや黄色など、カラフルな見た目が特徴で今年は、貝の量が少なく例年より3割ほど出荷量が減る見通しですが、身太りがよく、うま味のある貝に育っているということです。
(ヒオウギ部会・小林哲会長)
「フタを開けたら『わあきれい』と感激してもらえるような、それが目標で一生懸命手作業で磨いています」
贈答用ヒオウギ貝の出荷は年内いっぱい続き、およそ500ケースを出荷する見通しです。