事実上の次の総理大臣を決める自民党総裁選挙。
愛媛県松山市で18日、四国ブロックの演説会が開かれました。

【詳しく見る】9人の自民党総裁候補

日本のかじ取りや、地方の活性化策について9人の候補者は何を語ったのでしょうか?

愛媛県松山市の県民文化会館で開かれた演説会は、総裁選の投票権を持つ自民党員のほか、一般の市民にも公開され、主催者の発表でおよそ2200人が候補者9人の訴えに耳を傾けました。

候補者は1人10分の持ち時間でそれぞれの実績や政策をアピール。候補者どうしが議論を戦わせる「討論」や、会場での質疑はありませんでした。

人口減少や高齢化といった地方が抱える課題とその対策について多くの候補が触れました。

以下は各候補の主張

小泉氏 「循環型の経済と社会」

上川氏 「四国の空港の国際化と四国新幹線の実現」

石破氏 「それぞれの町のことはそれぞれの町で考える」

茂木氏 「地場産業の生産性を高めることが重要」

一方、9人の候補者のうち、「政治とカネ」の問題について具体的に言及したのは、小泉氏だけで、政策活動費を廃止を主張しました。

自民党総裁選は今月27日に投開票が行われます。