国内最大規模の書の祭典、毎日書道展の四国展が、21日から県美術館で始まりました。

今年で75回目を迎える毎日書道展の四国展には、全国から出品された「漢字」や「かな」など7部門2万6千点余りのうち、四国4県の入賞作品を中心におよそ600点が展示されています。

このうち愛媛県松山市の大内誠さんの前衛書「みち」は、計算された構成と共に激しく気持ちを乗せて表現している点が評価され、最高位「会員賞」を受賞しました。

同じく「会員賞」に選ばれた徳島市、長原皋月さんの近代詩文書は、全体から醸し出される豪快さと、細い線と太い線のコントラストが印象的な作品です。
毎日書道展の四国展は、県美術館で今月25日まで開かれています。