女性から現金700万円を騙し取ったとして無職の男が、詐欺の疑いで逮捕されました。

警察の調べによりますと、本籍・愛媛県松山市で住所不定・無職の男(42)は、おととし7月下旬頃、インターネットで知り合った50代の女性に通信アプリを通じて「病気になってしまい、手術しないと死んでしまう」「費用は700万円必要」などと嘘の連絡をして信じ込ませ、女性から、東温市内にある飲食店の駐車場で現金700万円をだまし取った疑いが持たれています。

女性は事件から1年余りたった去年9月、だまされたことに気付き、警察署に相談したということです。

調べに対し男は「だますつもりはありませんでした」と容疑を否認しているということで、警察は動機や余罪についても捜査を進める方針です。