サッカーJ2、3週間の中断期間を終え、待っていたのは四国ダービー。9000人ものサポーターが詰めかける中、愛媛と徳島のライバル対決、軍配は徳島でした。
特別な一戦、「四国ダービー」
(愛媛サポーター)
「伝統のある試合だと思うので、2週間前くらいからずっとわくわくしていた」
「愛媛FC、頑張れ~!」
「JFLの時代から因縁の相手だし、良きライバルだと思うので絶対負けられない。勝って昇格します」
(徳島サポーター)
「この試合、絶対勝ちます。ダービーフラッグは渡しません」
今、四国で最も強いのは愛媛か、徳島か―――
選手もチームもサポーターも、とにかく白黒はっきりさせようと臨んだこの一戦。
中断期間に十分な分析を重ね、否が応にも高まる緊張感の中、愛媛は前半12分、カウンター攻撃からパクゴヌ。これは惜しくもサイドネット。
逆に徳島は前半19分、抜け出した坪井。ポストに救われた愛媛。しかしタテ方向に崩され徳島に攻撃のヒントを与えてしまいます。
すると前半23分。森のスルーパスに、岩尾。折り返して、坪井。完璧に崩され徳島に先制されます。
それでも気迫が衰えるはずもない愛媛は後半、押し込む時間帯が長くなる中、13分、山口の折り返しにパクゴヌ。狙い澄ました一撃でしたがゴールはならず。
それでも後半28分、再び山口が仕掛け、パクゴヌが落とし最後は深澤。
しかしわずかにサイドネット。どうしても1点が奪えません。
結局、徳島を上回るシュート14本も実らなかった愛媛。4年ぶりのダービーフラッグ獲得はなりませんでした。
位表です。愛媛は徳島と入れ替わり10位に後退です。
次節はアウエーで9位のいわきと対戦します。