松山城の城山で今月12日に起きた土砂災害の現場では、23日も厳しい暑さの中、土砂の撤去作業が行われました。一方、断水が続くマンションの住民たちは、疲労の色が濃くなっています。
松山市緑町の土砂災害の現場では、23日も土砂の撤去や斜面から崩れてきた擁壁を解体する作業などが進められていました。
また、受水槽が壊れた近くのマンションは、依然として断水が続いています。
住民たちは給水車からポリタンクで水を運ぶ生活を強いられていて、疲労の色が濃くなっています。
マンションの住民
「水が出ないから何にもできないよね、お料理も。ポリタンクなんか私は年寄りだから10リットルも運べないんですよ」
マンションの住民
「市とあと県ですかね、協力してでもいいんで、原因を一刻でも早く突き止めてほしいなっていうのはやっぱりあります」
松山市によりますと、現場の土砂の撤去作業は今月末まで続く見込みで、その後、県が応急処置として土のうを設置する予定です。