愛媛県松山市の自宅で妻を床に押し倒した上、腰を蹴るなどの暴行を加え、携帯電話を折り曲げて壊したとして、警察は暴行と器物損壊の疑いで無職の男(40)を9日再逮捕しました。
再逮捕されたのは、松山市柳原の無職の男(40)です。
調べによりますと、男は今年2月8日午前6時半ごろ、自宅で妻(39)を床に押し倒した上、腰を蹴るなどの暴行を加え、妻の携帯電話を折り曲げ壊したとして、暴行と器物損壊の疑いがもたれています。
調べに対し男は「携帯電話を壊したことは覚えている。その時に暴力をふるっていると思う」と容疑を認めているということです。
事件当日、妻から「夫に暴力を振るわれた」と110番通報があり警察が捜査していました。
当時現場には子ども2人もいましたが、けがはありませんでした。
警察は、日常的に暴力をふるっていたとみて動機や余罪について調べています。
男は先月、松山地裁から接触行為などを禁止する保護命令を出されていたにも関わらず、保護対象者の付近を徘徊したとしてDV防止法違反の疑いで逮捕されていました。