7日、愛媛県西条市を流れる加茂川で、小学生の女の子が溺れているのが発見され、病院に運ばれましたが死亡しました。

警察と消防によりますと、7日午後4時ごろ、西条市の加茂川で女の子が溺れているのを付近にいた人が発見し、消防に通報しました。

女の子は新居浜市内の病院に運ばれましたが、およそ1時間後に死亡が確認されました。

亡くなったのは、10歳の女の子で、救急隊が到着した際は川から引き揚げられていましたが、意識はなかったということです。

女の子は、家族と一緒に川の傍にある加茂川トリム公園に遊びに来ていたということです。

加茂川では、2014年にも今回の現場付近で川遊びに来ていた男子高校生が溺れて死亡する事故が2件発生していて、近くで店を経営し、水難事故の防止活動をしている男性は川の特徴をこう話します。

水難事故防止活動をする久保一平さん
「思ったより奥が深くなっているので、泳げるかなと思って行くと奥が流れが速かったり深かったりするので、危ない場所です」

今回事故があった現場は、水深が1メートル45センチほどあったということで、警察は当時の状況などを詳しく調べています。