ヒマワリを栽培しその種をバイオマス燃料として活用しようと、愛媛県松前町で幼稚園の園児が畑にヒマワリの苗を植えました。
松前町中川原の畑に集まったのは青葉幼稚園の園児85人です。
松前町はバイオマスの利用を促す取り組みを20年ほど前から続けていて、去年からは住民が提供した畑でヒマワリを栽培しその種からとれる油を燃料などに活用しています。
園児らは教諭から苗の植えかたを教わったあと、2週間ほどかけて育てたというヒマワリの苗およそ900本を4アールの畑にひとつひとつ丁寧に植えていました。
男児
「楽しかった」
女児
「お砂が硬くて(植えるのが)難しかった。黄色いひまわりになってほしい」
きょう植えたヒマワリの種は秋ごろ収穫され、その後ヒマワリ油に加工される予定です。
またヒマワリ油は青葉幼稚園で給食に使われる他、松前町を走る「ひまわりバス」のバイオディーゼル燃料としても利用されるということです。