盛岡財務事務所は10月下旬までの3か月間の県内経済情勢報告を発表し、「持ち直しつつある」との判断を9期連続で据え置きました。

盛岡財務事務所によりますと、前回7月下旬以降の県内経済は、「個人消費」が猛暑の影響などからスーパーやコンビニ、ドラッグストアの販売が好調で、「持ち直している」に上方修正されました。
「生産活動」は食料品の水産缶詰などが低調な一方、飲食、宿泊向けの肉製品が堅調で、「一進一退の状況にある」と下方修正されました。
雇用情勢は「持ち直しつつある」で据え置かれ、総括判断は9期連続で「持ち直しつつある」を維持しました。
盛岡財務事務所は先行きについて「海外経済の動向や物価上昇の影響などに十分注意する必要がある」としています。