(工藤さん)
「食べ物が無かったのかなと思うんですよ。今まで何十年とやってきて(クマの被害はなかった)。ここら辺にもクマはいっぱいいるんですよ、私も見かけているし、たまたま園地でブドウの手入れをしていてここら辺にいたり。それでも構わなかったですね」
山あいにある工藤さんのブドウ園。クマとの共生を図って対策を何重にも張り巡らせていました。
まずはブドウ園の周囲はこまめに草刈りを行うことで緩衝地帯を作り、直径およそ2ミリの針金の柵に4段の電気柵、加えて防護用のネットと四重の対策を施していて、これまでに被害はありませんでした。

「藤稔」のおよそ8割が被害に遭った工藤さん。被害額は100万円ほどに上るとみられます。
さらにこれから収穫を迎える「シャインマスカット」の一部も被害に遭っていました。
(工藤さん)
「(シャインマスカットも狙われると困りますよね)そうなんですよ。一番わが家のメインなので。これもやられると大変だなと。経営が成り立っていかないのでは」
工藤さんは針金柵や電気柵の張り方を再度確認するとともに、地元の猟友会にわなを仕掛けられないか検討してもらうことにしています。
丹精込めて育てたブドウを何とか収穫できるよう、道を探ります。








