大型客船「MSCベリッシマ」が4日、岩手県宮古市の藤原ふ頭に寄港しました。県内に寄港したクルーズ船で過去最大です。


2日に横浜港を出航したMSCベリッシマは、4日午前8時ごろ宮古市の藤原ふ頭に入港しました。


藤原ふ頭では市民らが大漁旗を振って出迎えたほか、宮古市立花輪中学校の全校生徒が郷土芸能を披露しました。


MSCベリッシマは全長315.83メートル、総トン数17万1598トン、乗客定員5655人で、岩手県内に寄港したクルーズ船では過去最も大きい船です。
乗客は市内観光のほか盛岡さんさ踊りも鑑賞する予定です。
ベリッシマは4日午後11時まで藤原ふ頭に接岸し、海上打ち上げ花火なども行われます。