相次ぐ交通死亡事故の発生を受けて岩手県警は4日、今年3回目の「交通死亡事故多発注意報」を発令しました。10月13日までの10日間、交通指導取り締まりが強化されます。

岩手県内では今年、交通死亡事故が相次いで発生しています。10月4日時点で死者数は29人に上り、去年1年間の死者数28人を超えました。
直近では9月29日に陸前高田市で乗用車が道路脇の壁に衝突する事故、10月1日に宮古市で車5台が絡む事故、そして4日には一関市で乗用車が大型トラックに衝突する事故が発生して、合わせて4人が死亡しました。
このような状況から県警は4日、「交通死亡事故多発注意報」を発令しました。今年に入って注意報の発令はこれで3回目です。期間は10月13日までの10日間で、警察は横断歩道や速度超過などを中心とした交通指導取り締まりを強化する他、関係機関と協力した主要幹線道路での街頭活動などを実施します。