「ホレホレ、アーカイブ。」です。50年前、1973年の土用の丑のニュースです。1土用の丑の日となった1973年7月28日、県内の和食店では従業員総出で朝からウナギのかば焼きの注文に追われました。値段は1人前のうな丼が550円うな重が900円前後だったということです。この年は日照り続きで紫波町の干上がったため池から長さ1メートルもあるジャンボウナギが捕まり話題となりました。このジャンボウナギ長さ1メートル03センチ重さが2.3キロと通常のウナギの10倍以上もある大きなもので紫波高校裏の干上がった農業用水のため池で暴れているのを農家の人10人がかりで30分かけてようやく捕まえたということです。このため池には他にも1メートル以上のウナギが2匹いましたが地域の人が捕まえてかば焼きにして食べたということです。1匹から20人分のかば焼きがとれましたが味はサメの切り身のようだったということです。映像のウナギは町内の寿司店に引き取られ水槽に飼われたもので連日、見物人が押しかけたということです。地域の古老の話ではこのウナギ「20年以上は生きているのでは」と話していました。