4年ぶりの通常開催となる「盛岡さんさ踊り」を前に25日、ミスさんさ踊りがゆかりの神社へ舞を奉納しました。

奉納演舞には、今年のミスさんさ踊りのほか、実行委員会の代表など関係者が集まり、さんさ踊りの起源と伝わる盛岡市の三ツ石神社でまつり期間中の安全を祈願しました。
強い陽ざしが照りつける中、奉納演舞には地域の人やアマチュアカメラマンなど100人以上が集まりました。
5月に選出された5人のミスさんさ踊りにとっては初の人前での踊り披露です。奉納演舞は「福呼踊り」、「七夕くずし」など4演目で10分余り。2か月間の練習の成果を見せました。

(ミスさんさ踊り 星奈々さん)
「2か月間練習して参りまして、きょう5人で笑顔でこの日を迎えることができてとても嬉しく思っています。年齢も住んでいるところも別々でしたが、このさんさ踊りを通して出会えた仲間で毎日仲良くコミュニケーションをとっております」

ミスさんさの一人、団体職員の星奈々さん(25)は、母親の一恵さんも1987年、第10代のミスさんさを務めました。

(母・一恵さん)
「お疲れさまでした。きれいで可愛かったし、みんなこの暑さの中よく頑張ったと思います」

盛岡さんさ踊りは8月1日から4日間、盛岡市中央通を主会場に開かれ、飛び込みで参加できる輪踊りや高校生による「さんさ甲子園」も復活して4年ぶりの通常開催となります。