「ホレホレアーカイブ」は各地で気温が上がった2000年7月のある日、岩手県山田町で行われた珍しい競技です。
2000年7月23日。この日は各地で気温がぐんぐん上がり、釜石や一関では最高気温が34.9度に達しました。
この暑さの中、山田町ではオランダ伝統の「運河跳び」大会が行われました。これはオランダとの交流を進めている町が初めて企画したもので、この日は県内各地から60人余りが集まりました。
運河に見立てた水たまりを棒に飛びつきながら対岸に飛び越え、その距離を競うというもの。
ほとんどの人が初めてで、好プレー・珍プレーの数々に声援が送られていました。(感想)この「運河跳び」フィーエルヤッペンというオランダ生まれのれっきとしたスポーツです。運河の多いオランダで棒を使って水路を跳び越えたのが始まりと言われています。1643年、暴風雨に見舞われたオランダ船「ブレスケンス号」が水と食料を求めて山田湾に現れ当時の山田の人々に温かくもてなされたという過去の出来事から山田町とオランダのザイスト市が友好都市締結を結んだことによる交流事業の一環でした。以上、ホレホレアーカイブでした。