「ホレホレアーカイブ」は1972年の「海の記念日」のニュースから。
 1972年7月20日、「海の記念日」にちなんで岩手県宮古市で行われたサッパ船競走の様子です。
 夏の陽ざしの下、湾内のサッパ船30隻がその速さを競いました。競走では船外機を付けたサッパ船がエンジンの大きさごとに分かれておよそ700メートルのコースを疾走しました。
 この日はおよそ20年ぶりに復活した催しを一目見ようと、岸壁には市場関係者のほか大勢の見物客が詰めかけました。
 30度を超える暑さの中、出場者たちは見事な技術で船を操り、湾内を大いに沸かせました。